ITジャーナリスト 湯川鶴章氏の特別講演を開催しました。

November 01, 2016 at 6:42pm | by Logstar.jp

 
10月27日(木)、WiL (World Innovation Lab) のパロアルトオフィスにて、ITジャーナリストである湯川鶴章氏の特別講演を開催しました。
 
 

 

講演のテーマ

「イノベーションにおける日本人の強みと可能性」

 
 

湯川鶴章(ゆかわ・つるあき)

大阪の高校を卒業後、渡米。米カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校経済学部卒業。サンフランシスコの地元紙記者を経て、時事通信社米国法人に入社。シリコンバレーの黎明期から米国のハイテク産業を中心に取材を続ける。通算20年間の米国生活を終え2000年5月に帰国。時事通信編集委員を経て2010年に独立、ブログメディアTechWaveを創設。13年から新しい領域に挑戦しており、IT業界で注目されるテクノロジー領域の第一人者を講師に迎える少人数制勉強会「TheWave湯川塾」が好評。著書に「人工知能、ロボット、人の心」(2015年)、「次世代マーケティングプラットフォーム」(2008年)、「爆発するソーシャルメディア」(2007年)など多数。現在は、Newsweek日本版などのメディアでテック系のコラムを連載中。
 
 
 

 

テクノロジーが急速に発展し、目まぐるしく変化が巻き起こる世の中。

 

AIやロボットが普及すれば人間の仕事がなくなり、貨幣の流通量は激減、資本主義が自然死するという予測もなされている。

 
 

 

湯川氏の予測では、人間に残される仕事は以下のようなもの限定されるという。

 

・クリエイティビティ:  小説や映画の作成、研究開発、商品開発・企画

・マネージメント: 企業経営、工場の管理

・ホスピタリティ: 介護、看護、ホテルマン、マッサージ師

 

 

そのほか、医師などの一部の経験と直感を必要とする仕事以外は、ほとんどの労働はロボットに置き換わるのではと湯川氏は語る。

 
 

 
 

働かないことが美徳の世の中とは、どのような世の中になるのだろうか。

 

そんな時代の中で人間の価値観はどのように移り変わっていくのだろうか。

 

 
 

テクノロジーやサイエンスが果たす役割はどのように変化していくのだろうか。

 

湯川氏は時代の移り変わりとともに、マインドフルネスや禅の存在意義が高まるだろうと話す。

 

 

そして、そんな時代には日本人の持つ心が重要なのでは、とも。

 
 

 
 

日本の心を世界に、

「多種多様な価値観の共存」

「精神性の高さ」

「矛盾の共存」

「情熱とコミットメントの共生」

 
 

 

 

「実はこれからの時代をリードするのは日本人なのでは」との大胆予測で、湯川氏の講演は幕を閉じた。

 
 

 
 
同日、加賀谷友典氏による特別講演も同時開催された。
 
 

 加賀谷友典(かがや・とものり)

フリーのプランナーとしてデジタル・ネットワーク領域で多数のスタートアッププロジェクトに参加。新規事業開発における調査・コンセプトプランニング、チームマネジメントが専門。主な事例としては坂本龍一インスタレーション作品「windVibe」「GEOCOSMOS」など。現在は生体信号を使った新しいコミュニケーション体験を提案する「neurowearプロジェクト」(http://www.neurowear.com)で脳波で動くネコミミ「necomimi」、脳波ヘッドフォン「mico」、脳波カメラ「neurocam」、EYEoTデバイス「mononome」などを開発。
 
 
 

 

新規事業プランナーとして、多くのプロダクトの開発に携わってきた加賀谷氏が、「neurowear」の一員として開発した「necomimi」や脳波ヘッドフォンの「mico」、EYEoTデバイス「mononome」などを紹介した。

 

 
 
 
会場で話を聞いた人々は、世界中で話題をさらったデバイスの開発裏話に心を踊らせた。
 
 

 
 
講演会終了後、同じ会場で懇親会が行われ、参加者同士が交流を深めた。

  

 
 
湯川さん、加賀谷さん、ありがとうございました。 

 

 

写真: Rui Yasue